2018年10月30日

一般的なイメージでは「家族葬」＝「小規模」＝「低予算」・・・。
つまり、お金が掛からない葬儀の方法と思われている方が多いようです。
しかし、家族葬では香典を頂かないことが多く、基本的には、すべて家族が支払う事となり、結果的に自己負担額が大きくなる場合があります。

本来香典の意味は、突然のご葬儀に対して「相互扶助」の精神で供物に代わりお金をお供えするものです。もちろん、香典を頂く、頂かないは自由ですが、香典の本来の意味を知っておく事も必要です。

家族葬のメリットは、身内だけの少人数で行うため、精神的にも体力的にも負担が少ない事があげられます。参列者が多いと何かと気を使いますし、親族の知らない方が来られることがあるでしょう。
しかし、「家族葬」のもっとも良いところは、故人との最後のお別れの時をじっくり過ごせる事でしょう。大勢のお客様のなかで慌ただしくお別れをするのではなく、少人数でしめやかに送る事ができます。

静かにおごそかにお送りできるのが「家族葬」です。